本 知の教室 苫米地英人 感想
・四次元
四次元を説明するのは難しいが待ち合わせを使えば簡単に説明できる。
四次元とは三次元に時間軸が加わったもの。
待ち合わせのとき、三次元の座標を決めれば場所はわかるが、時間をきめなければいつまでたっても出会えない。
そう考えれば時間と空間は同じものと考えられる。
・時間
時間は未来から過去に流れている。科学的にもそう。
例えば、川上から赤いボールが流れてくる、途中でボールを取ると、続いて青いボールが流れてくるとする。そこで、赤いボールを拾ったおかげで青いボールが流れてきたんだ、といったら頭がおかしいことになる。
青が来るのか赤ぎ来るのかは投げた人にやって決まる。
これから、過去があり、未来がある理論は間違い。
昨日こうしたから、今日こうなる、も間違い。
あの大学に行ったからこうなった、も間違い。
未来とは何か。
人間は未来に影響を与えられる。
その能力とは、思考。
時間を超えるには空間を超えればいい。
思考とは臨場感を上げること。
臨場感を上げて、現在の選択をかえる。
それと、ゴールを設定する。
ゴールがないと時間が流れていかない。
最低8つはもつ。
・本を読む
・ギター上手くなる
・中身のある人間になる
・面白い人になる
・人間関係を築くことを上手くなる
・fxで利益をあげる
・お金を稼ぐ
・英語の勉強をする
・映画アニメに詳しくなる
くらいかな
未来が自分好みになる。
・洗脳
そもそも資本主義が洗脳。
今日からこの主義ねって押し付けてる。
洗脳で最も効果のある方は煩悩の肯定。
一番やっているのは宗教。
宗教とは、今の煩悩を捨てて神のために尽くせってこと。尽くせばより大きな煩悩が手に入りますよってこと。
・怒りのコントロール
感情とは生理現象。排泄物と一緒。
排泄物の場合、電車の中で排泄したいと思っても、駅に着くまで我慢する。
感情をコントロールできない人は、出したい感情を我慢できない。つまり排泄物を我慢できない。(笑)
自分や周りの人の言葉をうのみにしてはいけない。
吟味することが大切。
CMは広告主の利益のためであって、視聴者のニーズのためではない。テレビも政権政党のために存在していて、視聴者のための有益な情報ではない。
大切なのはIQじゃなくて情報量。
・幸せ
不幸は不確定要因で起こる。交通事故とか。
幸せも不確定要因。津波が起きたことは不幸だが、自分の家だけ残ってたら幸せ。
幸せとは不幸中の幸い。
宝くじも自分が当たる代わりに、大勢損をする。
幸せを自由だとするとお金があれば自由だけどそれはお金に縛られている。逆に不自由になってる。
安定的に今日と同じ明日が来ることを幸せとは感じない。
明日より明後日のほうがいいことで心の平穏が保たれる。成長があること。これが幸せ。
・事なかれ
人は損の二倍の利益がないと動かない。
勝ったら200万上げます、でも負けたら100万払ってください。みたいな。
二倍の利益があるものなんてほぼない。
だから人間みなことなかれ主義。
・道を究めることとトレランス
日本人は細かすぎ。 トレランスを守りすぎ。仕事の上では意味ない。
・反論と言い訳の違い
言い訳は自分の意見を正当化することだから対戦相手はいない。自分の論の足りないところを補っただけ。
君は遅刻したの、うかつだね
こんな理由があったのでうかつではありません
これだと遅刻したことは認めているため、負けを認めている。
なぜ、遅刻したの?
と聞かれたら、遅刻していません。
これが反論
電車が遅れたことを遅刻とは言いません、とか。
反論かごめんなさいの二択。
言い訳とファクトを伝えることは違う...
難しすぎて一回じゃ全然理解できなかったーー
でもめちゃおもしろかった。